2021年4月末の資産運用状況
こんにちは。
早いもので、今年もゴールデンウィークに突入しました。
5月初旬の都合により、少し早いですが2021年4月までの資産運用状況を報告致します。
4/28(水)の前場終値を反映しています。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
さて市場指数は、この1か月の 3月26日と4月28日を比較すると、下記の通りです。
<市場指数>
日経225平均 : ▲0.25%
TOPIX : ▲3.6%
東証リート指数 :+2.6%
NYダウ平均 : +2.7%
NASDAQ総合 : +7.2%
S&P500指数 : +5.3%
<為替レート>
円対$
3/26: 1ドル=109.64円 ⇨ 4/28: 1ドル=108.65円 (1円、約1%の円高)
【コメント】
国内は感染拡大の影響で、値動きの荒い低調な結果となりました。
Jリートは、地道に回復しています。
米国は3指数が揃って上げました。特に成長株が買い戻され、NASDAQが7.2%と大きく上げました。
レートは、1円程度 円高に戻しがありました。
1. 全体のサマリー
投資開始以来の全体の損益率 (対 投資額比)としては、解約株の損益を含めての累計で、
2021年4月28日時点で収益率が +14.7%となりました。
3月末が 15.2% でしたので0.5%程度の後退です。 日本株の不振の影響が大きく、また円高のために米国収益の改善分によって国内の不振を埋めきれませんでした。
以下に、個別のカテゴリーについて変化を報告します。
個別のカテゴリーについては短期解約株の損益を含めておらず、最新の保有ポートフォリオの値とご了解ください。
(解約済株については、7項に集約しております。)
2.国内株式 34銘柄
ポートフォリオ占有率 約44%
評価損益率 今月: +13.4% (注:短期解約損益は含んでいません。)
前月: +19.5%
【銘柄の変化】
ジャステックなど中小型株を中心に、持ち株数を縮小中。
【コメント】
6%強の後退です。 TOPIXの低下を下回る結果に終わりました。
この先も市場動向は不透明と感じます。勝手な読みですが、感染終息後も日経平均は
29000円~30000円の間をウロウロする前提で 米国等との配分調整を考えてまいります。
3.REIT 5銘柄
ポートフォリオ占有率 5.1%
評価損益率 今月:+10.5%
前月:+9.4%
【コメント】
世界的なリートの復調に対応して改善が進んでいます。
4.外国株式 36銘柄
ポートフォリオ占有率 26%
累計評価損益 今月:+25.9%
前月:+19.2%
【銘柄変化】 KMB(キンバリー)を全株解約。 また、XLU(公益ETF)を部分的に利益確定。
【コメント】
含み益は前月末よりも6.7%増と大きく改善しました。米国の主要3指標が揃って上がった為です。
円高が1%進んだことを考慮すると、ほぼNASDAQの上昇に追従する結果となりました。
この1か月でどの銘柄が貢献したか分析はしていませんが、通算での貢献度上位銘柄をご紹介します。いずれも購入来です。
<通算 含み益率ベスト5>
① QQQ:62.3%
② ASML:53.3% (オランダの半導体製造装置メーカ)
③ BOH:52.4% (銀行株)
④ VGT:47.4% (バンガードの情報技術セクターETF)
⑤ MILN:46.1% (グローバルXのETF)
5.外国債券 8銘柄
ポートフォリオ占有率 6.4%
評価損益 今月:+1.9%
前月:▲0.4%
【コメント】
米国の長期金利が落ち着き、債券価格が一部持ち直したため改善です。
6.投資信託 13銘柄
ポートフォリオ占有率 19.1%
評価損益 (注:分配金を含めたトータルリターンで計算しています。)
今月:16.5%
前月:15.2%
【補足】
投信の収益成果は非常に順調ですが、元本(分母)を増やしているために、収益率の改善がさほどでないように見えます。
備忘録として、1月末からの元本の変化と含み益の変化を「指数」で記載しておきます。
下記の簡単な表(ひょう)を、ご覧ください。
1月末の実際の元本額を100とした場合の指数表示となりますのでご了承願います。
(100=100万円 と 読み取っていただいても構いません。)
元本金額 含み益金額
1月末 100 12.8
2月末 115 14.7
3月末 149 19.6
4月末 181 25.7
(4月末にて 含み益率=14.2%、 分配金込みのトータルリターン率=16.5% です。)
上表のとおり、今年の1月末から4月末までの間に元本は1.81倍に増やしましたが、
その間 (たった3か月) で含み益金額は 2倍 ( =25.7÷12.8)となっています。
【コメント】
選抜投信による運用は、現時点で期待に十分応える良好な結果を出しており、毎月の積み立てでこれを継続して行きます。
7. 解約済株
運用開始から通算した解約株の累計損益率(投資高比の確定損益率)は、▲2.1% と
なりました。 (前月末 ▲2.6%)
中小型株を中心に国内株を縮小する中で、利益確定したためです。
【補足】
解約株の確定損益は、1項サマリーの全体損益の計算の中に含めております。
8.所感
4月は3月と同様、日米とも不安定さが続きました。
特に東証市場は、国内のコロナ感染第4波の急拡大を受け、アップダウンの荒い展開を経た上で結局下げました。
コロナ後の各企業の業績回復は既に先取りして織り込まれ済みと言われている中で、ワクチンの接種率が遅々として上がらないため感染がいつ本当に終息するのか、それまでの間の経済や株価は一体どう推移するのか、この先 非常に不透明です。
アメリカはワクチン忌避層にぶち当たって接種率の上昇が鈍って来たとの報道が流れていますが、感染者数のピークはとっくに過ぎたので、いずれにしても徐々にでも経済回復は間違いなく進むでしょう。爆発的な景気回復とは行かないまでも、米国はあまり心配は無いと個人的に考えています。
一方で、日本の方が懸念は多いです。元々長い年月に渡って経済が停滞しているところに加え、今般のワクチン接種の長丁場化による更なる医療の危機があるのか?、また経済回復の後ずれがどう影響してくるのか??
長期的には人口減少に拍車がかかる日本の経済成長への過度な期待はなかなか難しいと考えます。
いずれにしても、日本株での運用は暫減させ、投資信託と米国株(&世界株)の比重を増やす方針を継続しています。この方針が、より確実な成果に繋がると考えています。
本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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