森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

沼の野鳥

こんにちは。


寒さも そろそろ峠を越えたように思いますが、どうでしょうか?
昨日・今日は、久しぶりにすっきりと青空が広がり、心地良くウォーキングに出ました。


近くの沼まで降りて行く道すがら、住宅街でも よくみかける白セキレイ。


そして おなじみのキジバト。家の庭にも しばしば飛んで来ます。



十分ほど歩いて沼畔に下りて来ました。
今日は気温も二桁の10度に届いて、穏やかで風もなく、野鳥たちも いつもより活発に動いているように見える。


白鳥(コブハクチョウ)が、沼の岸辺に近い枯草の上で暖を取っているかのようだ。
大陸との間を渡る白鳥も多い中で、この沼の白鳥は留鳥として一年中 見かけます。


カルガモがいました。
首を羽の中に隠して、まだ少し寒そうにしている。


遊歩道を少し歩くと、新しく人口の中洲ができています。
工事の看板を見ると、「植生帯の新設工事」となっていました。
地元の自治体(市)は、この沼の浄化維持に加え 植生の保護に取り組んでいます。
特定外来植物の「ナガエツルノゲイトウ」や「オオバナミズキンバイ」などの繁殖が旺盛で、結果として在来の水生植物である ヨシ、ヒメガマ、マコモなどが減少しているとして、県の指導の元、予算の補助も得ながら定期的に外来種の刈り取りなどに取り組んでいるようです。

筆者は、この「植生帯」の設置効果についてはよくわかりませんが、自治体の広報などでは、” 抽水植物を主とする沼本来の水生植物を確実に活着させ得る施策 ” と説明しています。



この植生帯は また、結果的に野鳥が羽を休める場所としても機能しているようです。


あっ、オオバンがいました。つがいでしょうか。
オオバンは、小型で羽が真っ黒ですが 嘴 (くちばし) が白く、泳ぎ方がとても愛嬌があります。「市の鳥」に指定されています。


岸辺に近い枯草の浅瀬で、しきりに地面をつついています。餌となる小生物がいるのでしょう。


今度は、小さな鴨の仲間です。たぶん「コガモ」だと思います。


コガモも 春先から動きが活発になって来ました。
オオバン同様に、浅瀬で盛んに餌をついばんでいるようです。


ただ、コガモは警戒心が強いようで、シャッター押そうと水辺に一歩近づくと、飛んで逃げてしまいます。十数メートルは離れているのですが、なかなか近くに寄らせて貰えません(笑)。
オオバンも同様に近づけてくれません。
コガモが飛び立つ瞬間をシャッターに捉えました。

写真を加工して、拡大してみます。


次は、白鷺の登場です。
この沼の白鷺は、コサギ、チュウサギ、ダイサギ と 体のサイズで三種類が生息しているとされていますが、筆者はいまだに区別がつきません。


白鷺は、今日のように、まれに遊歩道に上がって来ることもあります。
写真の中央、遊歩道の曲がり角の先に小さく写っています。


更に歩くと、おやっ!、別の白鷺と同じ視界に、今度はアオサギが登場しました。
下の写真の左上に 白鷺がいて、右下の大きなグレーの鳥がアオサギです。
同じシャッターに同時に収まることは、なかなかないです。


白鷺が飛び立ちました。青空を背景に、ちょうど良いタイミングでした。


また少し歩くと、葦の茂みを隔ててアオサギが油断しているのか、岸辺に近いところにいました。


その先に、また別のアオサギが...。 今日はアオサギが多いです。


少し寄ると、またしても逃げられました。


暖かい日が増えて来ると野鳥に出会う機会も多くなってきます。動きも徐々に活発になってきます。
昨日今日は、久しぶりに青空が広がり、多くの水鳥に出会い、飛ぶ瞬間もいくつか撮れました。
寒さが緩む2月の中旬から5月のゴールデンウィーク過ぎくらいまでが、絶好の野鳥観察ウォーキングのシーズンです。


最後に、今がちょうど見頃となった清涼な白梅を。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた。