森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

2021年2月末の資産運用状況


こんにちは。


2021年2月末までの資産運用状況を報告致します。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。


この一か月の 平均株価指数を1月29日と2月26日の終値で比較すると、下記の通りです。


<市場指数>
 日経225平均   : +4.7%
 TOPIX     : +3.1%


 NYダウ平均   : +3.2%
 NASDAQ総合  : +0.93%
 S&P500指数  : +2.6%


<為替レート>
 円対$   
  1/29: 1ドル=104.72円   ⇨  1ドル=106.6円  (1.8%の円安)




【コメント】
米国の コロナ後インフレへの警戒と それに伴う長期金利の急上昇を受け、米国は 2/25, 26 に、東京市場は2/26に大きな下げがありました。
その印象が鮮明ですが、2月を通しては市場平均株価は3%前後 上がっているのですね。


円安は引き続き進みました。


2月末の大調整を受けて、週明け3/1月曜日にどのような成り行きを示すのか、興味深いというよりは少し怖いです。



1. 全体のサマリー


 投資開始以来の全体の損益率 (対 投資額比)としては、解約株の損益を含めての累計で、
2021年2月末時点で +10.1% となりました。  
 1月末が 8.2% でしたので、2%弱の改善です。 円安にも助けられています。


 以下に、個別のカテゴリーについて変化を報告します。
 個別のカテゴリーについては短期解約株の損益を含めておらず、最新の保有ポートフォリオの値とご了解ください。 
 (解約済株については、7項に集約しております。)



2.国内株式 37銘柄     


 ポートフォリオ占有率 約46%
 評価損益率  2021年2月末         : +11.8% (注:短期解約損益は含んでいません。)
           2020年1月末(前回) : +9.5%



 【コメント】
 2%程度の改善です。  TOPIXの変化には追い付けませんでした。



3.REIT 5銘柄    


  ポートフォリオ占有率  3.1%
  評価損益率  +10.1%
    (前月/末 :+5.3%)


 【コメント】
   コロナ後の経済活動回復を当て込んでか、投資法人みらい(含み益率 20%)等が、
  大幅に改善。



4.外国株式 38銘柄  


   ポートフォリオ占有率  29%
   累計評価損益 : +18.3% 
        (1/末:+16.3%)


 【銘柄変化】  ICLNクリーンエナジーETFを解約。 ファイザー部分売却など一部解約。


 【コメント】
 損益は前月末よりも、2%改善しました。
 ダウとNASDAQの中間程度の改善で、ほぼ妥当と考えます。
   (円安もプラスに働いたのでしょう。)


 ボラティリティを下げての安定運用を重視し、個別株とテーマETFを中心に一部を解約しました。 
 含み益株でもソルティノレシオ(下落傾向度)を考慮して、解約したものもあります。



5.外国債券  8銘柄  


     ポートフォリオ占有率  7%
     評価損益 : +0.4%
     ( 12/末:+1.1%)


【コメント】
 米国の長期金利の上昇によって債券価格が下落したため、評価損益は悪化です。
   また、米国国債と海外政府債を中心に月初に一部を売却したので、占有率は一旦下がりました。
   
   なお、長期金利が1.5%前後に急上昇の後に上げ止まり傾向となり、債券価格が反転の上げ傾向を見せたので米国債ETF(SPAB)を中心に買い戻しを始めました。
 様子を見て、更に買う考えです。



6.投資信託  10銘柄   


  ポートフォリオ占有率 14.8%


  評価損益  12.8% 
      (1/末:12.8%)


 【変化銘柄】 ・・・新たに数銘柄を少額ずつ新規購入しました。


 【コメント】
  投信はすこぶる堅調です。既存保有銘柄の含み益率は約15%へと上がっていますが、新規購入投信が買ったばかりで含み益がゼロのため全体としては薄まって損益率は前月末から横這いです。
  投信については、また改めて別記事で書きたいと思います。



7. 短期解約株  
    
  運用開始から通算した解約株の累計損益率(投資高比の確定損益率)は、
  ▲4.6% となりました。 (前月末 ▲4.8%)
  円建て海外債券ETFと 米国の個別銘柄を解約したことでの変化です。



 【補足】
  解約株の確定損益は、1項サマリーの全体損益に含めております。



8.所感


   2月の最後の2日間で日米とも大きく調整(下落)が入りました。
  筆者の保有銘柄でも、11月頃まで堅調に推移していた一部の個別株の値動きが荒くなった印象があります。  東京市場全体でも、2月は特に 乱高下銘柄が多くなったように見受けます。米国の金利高や今後の経済の行方に対しての期待と懸念が交錯しているためかなと想像します。


 コロナ後経済に向けて、明らかに変曲点に差し掛かったと思われ、しばらくは不安定な状況が続くでしょう。 
 そういった中で、経済ショックで暴落し易い銘柄や、ボラティリティーの高い個別株の整理解約を進め、資金を 米国のインデックスや 連続増配ETF、債券ETF、分散の効いた良質で堅調な投信へと移動を進めております。


 近い将来の大きな環境変化のための資金を、ゆっくりで良いので ”安全に” 増やせるよう、引き続き気をつけながら取り組む考えです。


本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。