2020年末までの資産運用の結果(年間通算)
こんにちは。
あけましておめでとうございます。
2020年の年初来(資産運用開始以来)12月末までの資産運用状況を報告致します。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
さて12月の月間においては、日経平均は31年ぶりの高値となっています。
米国でもダウ平均株価やナスダック指数が、年初来高値を更新しました。
市場の平均株価指数を11月30日と12月31日で比較すると 下記の通りです。
東証 日経225平均 : +3.8%
TOPIX : +2.8%
NYダウ平均 : +2.6%
NASDAQ総合 : +5.6%
S&P500指数 : +3.7%
円$為替レート
1ドル=104.30円 ⇨ 1ドル=103.23円 : 円が1.04%上昇(円高進む)
11月の月間ほどではありませんが、株価は堅調に伸びました。
一方で円高が進んだため、米国投資の評価増が多少目減りした状況です。
1. 全体のサマリー
全体の損益率 (対 投資額比)としては、解約株の損失を含めても年初来の累計で、
5/末:▲4.7% ⇨ 8/末:+2.9% ⇨ 10/末:▲1.2% ⇨ 11/末:+5.5%
⇨ 12/末 :+7.7%
となって、12月は含み益が多少伸び、月末としては年初来最良の結果となりました。
個々の銘柄の値動きも穏やかになり、銘柄を徐々に入れ替えて来た成果が出て、ポートフォリオが安定して来たと感じております。
以下に、個別のカテゴリーについて変化を報告します。
個別のカテゴリーについては短期解約株の損益を含めておらず、最新の保有ポートフォリオの値とご了解ください。
(解約済株については、7項に集約しております。)
2.国内株式 32銘柄
ポートフォリオ占有率 約44%
評価損益率 7/末:▲7.8% ⇨ 8/末: +0.7% ⇨ 10/末:▲1.8% ⇨ 11/末:+5.6%
⇨ 12/末:9.9%
(注:損切り損は含めておりません。)
【前回以降の変更銘柄】
損だし売却&再購入 : 東京海上
購入 : 日本エアーテック、ライト工業
【コメント】
コロナ禍でも堅調に需要があった銘柄が伸びたように思います。
中でも郊外戸建て需要の積水ハウス、食品等の伊藤忠、医療機器・試薬のシスメックス、空調配管の橋本総業、5Gとドコモ完全子会社化のNTTが伸びたことが貢献しました。
ただ、12月末の含み益9.9%も長続きしないように思います。
配当狙いに特化して安値圏で買った一部の銘柄を除いて、今年早めに国内株投資から円建ての米株投資信託、もしくは米国ETFへの移行を図る方が賢明かも知れません。
3.REIT 6銘柄
ポートフォリオ占有率 3.2%
評価損益率 7/末:▲8.3% ⇨ 8/末:+1.5% ⇨ 10/末:▲1.0% ⇨ 11/末:2.5%
⇨ 12/末 :+6.3%
【銘柄変化】・・・無し
【コメント】
日本再生エネルギーリートと 豪州リートETF1555が好調で、リート全体で含み益を
伸ばしてくれました。
4.外国株式 40銘柄
ポートフォリオ占有率 約30.0%
評価損益 7/末 :+5.2% ⇨ 8/末:+9.0% ⇨ 10/末:+2.9% ⇨ 11/末:+13.0%
⇨ 12/末:+14.2%
【前回以降の変更銘柄】
新規購入 :VBK (バンガード小型株グロースETF)
【コメント】
半導体株(ASML, TSM)と コールセンター関連(NICE)が好調です。Johnson and Johnsonも復調しています。しかし何と言っても、グリーンエナジーETF(ICLN, QCLN, PBD)の伸びが著しかった。11月末に3種平均で20%の含み益がありましたが、12/末には、それが39%になっていました。下がることはないだろうと思って買ったグリーンエナジー関連でしたが、たとえ今後、経済回復に手こずって市場全体で失望売り調整があったとしても、含み損を来たすまでの下落は無いだろうと考えています。米国株撤退まで長期保有します。
5.外国債券 8銘柄
ポートフォリオ占有率 9.0%
評価損益 : 7/末 +3.4% ⇨ 8/末:+2.6% ⇨ 10/末: +1.5% ⇨ 11/末:+1.6%
⇨ 12/末:+0.9%
【前回以降の変更銘柄】・・・・なし
【コメント】
米国の長期金利の上昇によって、債券価格は僅かに下がり気味です。
また、円高が進み、円ベースの評価が下がったことも影響しました。
しかしながら、変化は微小で値動きは安定しており、安心感があります。
6.投資信託 11銘柄
ポートフォリオ占有率 14%
評価損益 7/末 +11.2% ⇨ 8/末:+12.5% ⇨ 10/末: +3.8% ⇨ 11/末:11.8%
⇨ 12/末:11.9%
【変化銘柄】 ・・・アセットマネジメントOneの「未来の世界(ESG)」を新規購入
【コメント】
12月は日米株価は揃って上昇したのですが、「未来の世界」を買ったばかりで含み益が無いため、投信全体の含み益率が薄まって微小な変化でした。円高で評価額が約1%低下した影響もあると思います。
7. 解約株
年初から通算した解約株の累計損益率(投資高比の確定損益率)
8/末:▲3.3% ⇨ 9/末:▲0.9% ⇨ 10/末:▲5.7% ⇨ 11/末:▲4.8%
⇨ 12/末:▲4.9%
【コメント】
東京海上を損だしの上でバイバックしましたので、確定損が増えました。
解約株の確定損失は、1項サマリーの全体損益に含めております。
8.所感
運用成績の上昇で2020年を締めくくることができ、安堵しています。
しかしながら東証大発会の本日(1/4)、緊急事態宣言の再発出影響を警戒して日経平均が下げ、また、経済紙の本年株価予想では、3月に向けて株価下げを予想する経済界のリーダー達が多い状況です。
予定している国内株の整理は、3月末の配当権利確定後にしようかと考えていましたが、それを待つことなく取捨選択して、円建て米株投信や 米国ETFに乗り換える方が良いかも知れません。
菅総理大臣は、2月下旬からワクチン接種を開始したいという意向を示しました。
コロナ変異株に対してもワクチンが有効で、日本と世界の感染が早期に収束して行くことを願うばかりです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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