森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

2020年8月末までの資産運用状況


こんにちは。


2020年の年初来(資産運用開始来)8月末までの資産運用状況を報告致します。
実際の金額については、都合により従来より省略させていただいております。


さて、8月の月間は概ね”上げ潮”基調となりました。
市場の平均株価を 7月31日と8月31日で比較すると 下記の通りでした。


  東証 日経225平均 :  +6.6% 
  NYダウ平均     :  +7.6%
  NASDAQ総合  :   +9.6%
  (S&P500指数)    :   +7.0%


東証が8月前半に大きく上げ、後半はアップダウンの荒い値動きであった以外は、米国の
両市場は ほぼ一本調子で上げたので殆ど不安がなく、8月末累計の黒字化を確信していま
した。



1. 全体のサマリー


  全体としては、年初来の累計で、
   5/末:▲4.7%  ⇨  7/末:▲1.7%    ⇨  8/末:+2.9%
  と徐々に改善し、初めて含み益の状態となりました。


             
2.国内株式 29銘柄      
   ポートフォリオ占有率 46.0% 
   評価損益率   7/末:▲7.8%   ⇨ 8/末: +0.7%


 【前回以降の変更銘柄】
   売却:構造計画研究所、NF素材化学ETF1620
   購入:因幡電産、ジャステック、日本SHL等


 【コメント】
    国内株式が、(配当を別にしても)プラス転換を果たしました。
    これは素直に嬉しいです。
    構造計画は売却直後に上げ始めたので悔しい部分はあります。



3.REIT 3銘柄    
   ポートフォリオ占有率  1.8%
   評価損益率   7/末:▲8.3%  ⇨  8/末:+1.5%


 【銘柄変化】・・・MXS高利回りリート1660を売却


 【コメント】 投資法人”みらい” が、僅かながら黒字転換しました。この効果と、リート
        ETF1660を損切りした結果、REIT全体としてプラス転換を果たしました。
        ETF1660の損失額は、7項に含めてあります。
        国内株式に続いてREITも黒字化するとは予想していませんでした。
        Jリート逆風の中で、物流特化型でもない総合リートの”みらい”の健闘が
        光ります。みらいには配当も期待しています。



4.外国株式 38銘柄  
    ポートフォリオ占有率  31.9%
    評価損益   7/末 : +5.2%  ⇨  8/末:+9.0%


 【前回以降の追加銘柄】
      NICE(コールセンター関係)、ASML(半導体製造装置。オランダ企業のADR株)


 【コメント】
    海外株全体としては着実に含み益が増加し、力強さを感じます。



5.外国債券  7銘柄  
     ポートフォリオ占有率 11%
     評価損益 : 7/末 +3.4% ⇨ 8/末:+2.6%


  【追加銘柄】  米ドル建て投資適格社債ETF1496
  【コメント】  含み益は少し下がりました。株価が上昇しているため、債券の性格として
       想定内で仕方がない動きでしょう。逆に株価暴落時には債券が下支えして
       くれるはずです。



6.投資信託  6銘柄   
    ポートフォリオ占有率 9.1%
       評価損益     7/末 +11.2% ⇨   8/末:+12.5%


        【追加銘柄】 「ジャパンオーナーズ株式オープン」と「楽天みらいファンド」を
         新たに購入しました。
     【コメント】   米国国債ファンドがやや値下がり、米国株を組み込む投信は値上がり 
         し、トータルでは損益は地道に上昇しています。



7. 損切りならびに利確売却の影響  
    
    年初から通算した売却株の損益率(売買高比) ▲3.3%


    今月は、構造計画研究所とMXSリートで売却損が出て、思うように株価が上がら
    ないため手離した素材化学ETFで多少の利益が出ました。


    
8.所感


 運用全体として、損切り損失まで含めても黒字化できて、ホッとしています。
 特に米国株の上昇の貢献が大きいですが、米国ハイテク株に「ミニバブルと崩壊」の兆候
 が出ているため、急上昇株を 過度に釣られ買いしないように要注意と考えています。
 また、NYダウの一般株もNASDAQに連られて下げる日もあります。
 なお、米国ハイテク株のバブルは ソフトバンクGのデリバティブ取引が原因ではないかと
 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル
 (WSJ)などが伝えていると日経紙が報じており、SBGトリガーのショック(下落)が起きな
 いか注視して行きたい状況です。
  
 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。