2022年6月末 資産運用状況
こんにちは。
2022年6月末の資産運用実績を、同 5月末対比で 整理して掲載します。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
さて、この1か月の市場指数の変化は、5月末と比較すると下記の通りでした。
<市場指数>
日経225平均 : ▼3.3%
TOPIX : ▼2.2%
スタンダードTOP20 :▼0.7%
東証リート指数 : ▼1.9%
NYダウ平均 :▼6.7%
NASDAQ総合 :▼8.7%
S&P500指数 :▼8.4%
<為替レート> 円 対 1ドル
5/31:128.00円 ⇨ 6/30 : 136.4円(約8.4円、6.6%の円安)
【コメント】
・米国市場は5月に更なる下落となりました。
・東京市場も、2%前後下がりました。
・米国のインフレがピークアウトしないため FRBは更に政策金利を引き上げ、
結果、ドル/円 レートは 一段と円安が進みました。
1. 運用状況 (日米 6/30 終値ベース)
5月は米国株と、外国籍株式を運用先とする投資信託の4割以上を売却・現金化したことに伴い、今回から集計方法を変えました。
従来、「解約済勘定」というカテゴリーを設けて「利益確定と損切りの累積値」を検証しておりましたが、今回のように「アセットマネジメント」上の大きな判断を伴う現金化は、従来の部分的な解約の損得検証とは状況が大きく異なるためです。
今回より、投資分野ごとには、現役運用証券の損益率に加えて待機資金を含む総リスク資産残高でも変化を捉え、リスク口座残高の増減率を毎月確認します。
また、国内運用・米国運用・投資信託の3本柱の総合計における、待機資金を含めた「総残高」の月々の変動も見て行きます。
2020年春の投資開始以来の累計の運用成績は、前月比で下記の通りです。
(1)国内運用
注★:前月とは集計方法が若干異なります。なお、比較のために記載した前月値は、
今月からの新方法で計算し直したものです。
★ 配当は含んでおりません。
〇 23銘柄
〇 ポートフォリオ占有率:55%
〇 現役運用銘柄の累計収益率:+21.5% (前月末:+22.0%) 前月比 ▲0.5%
〇 「口座内待機資金を含めた国内運用資産総額」の 前月末からの増減率: ▲0.6%
【コメント】
国内の株式指数が2%前後下落したことに伴い、収益率・資産総額ともにマイナスと
なりました。
ただ、低下率は市場下落率よりもかなり小さく、ポートフォリオとしては健闘している
状況です。また米国株と投信の多数を売却したため、結果的に国内株の占有率が大きく
上昇しました。
(2)米国株運用(含む米国債券)
注★:前月とは集計方法が若干異なります。なお、比較のために記載した前月値は、
今月からの新方法で計算し直したものです。
★ 現役銘柄の収益率には配当は含んでおりません。
〇 26銘柄
〇 ポートフォリオ占有率:25%
〇 現役運用銘柄の累計収益率:+15.9% (前月末:+19.3%) 前月比 ▲3.4%
〇 「口座内待機資金を含めた米国株運用資産総額」の 前月末からの増減率: ▲3.3%
【コメント】
米国株の主要3指数は、この一か月で7~9%下落しました。
それに伴い、筆者の運用パフォーマンスも大きく低下しました。ただ、円安が進んだので
円換算では3%強の下落にとどまりました。
(3)投資信託
注★:前月とは集計方法が若干異なります。なお、比較のために記載した前月値は、
今月からの新方法で計算し直したものです。
★ 分配金は、現役で運用する投信銘柄のみの分配金を含んでおります。
解約済み銘柄の分配金は、口座内の投資余力に含んでいます。
〇 22銘柄
〇 ポートフォリオ占有率:20%
〇 現役運用銘柄の累計収益率:+20.5% (前月末:+17.3%) 前月比 +3.2%
〇 「口座内待機資金を含めた投信運用資産総額」の 前月末からの増減率: ▲2.4%
(4) (1)~(3)の総計(口座内待機資金を含むリスク資産の総計)
〇現役運用銘柄の収益率:+19.9% (前月末:20.1%) 前月比 ▲0.2%
〇総リスク資産の前月末からの増減率: ▲1.8%
2.総括コメント
4月までは、米国市場の底打ちは近いと見ておりましたが、インフレが予想以上に長期化するにつれ、下落トレンドは更に3か月から5か月程度続くと考え直しました。
(筆者の勝手な考えです。)
そのため、このまま評価額が下落するのを見ているよりは、一度 一定の割合を売却・現金化して、数週間から数か月後の底値(底値に近い安値)で改めて買い直す決断をしました。
その判断が正解となるかどうかは、結果を見てみなければわかりません。
しかしながら、約半分を売却、残りの約半分を継続運用としたことで、この先下がったら改めて買って原価低減しつつ数年後の反発を待てますし、逆に すぐに回復上昇した場合には 売らなかった継続運用資産が上昇するので、どちらの方向でも一定のメリットがある(リスクもチャンスも折半できる)と気持ちが楽になりました。
売却した海外系4割強の銘柄のほとんどが損切ではなく「利益確定」であり、また売却トータルでも利益確定であったので、いずれEXITの際に支払うであろう譲渡益税を先払いした形です。結果的にこれも一つの方法かなと考え、今回の判断に対して前向きに捉えることができる大きな要素になりました。
なお、今月の集計はそのタックス分の控除後の残高での集計であります。
この先には推移を気長に見守って行く考えです。
本日も最後までお読みいただきまして、大変ありがとうございました。
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