森のそよ風のブログ

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国内投資の個別株の騰落状況(2022年6月末)


こんにちは。


 米国株下落の底打ちが見えない状況の中で国内株は比較的に底堅く、運用資産全体の縮小に一定の歯止めがかかっています。非常にありがたい状況です。


 そこで、筆者が国内で運用保有する個別株の最新の騰落状況について整理してみました。



(1) 2022年6月の「 月間」の騰落状況


下表は、6月の月間騰落率の ベスト10と ワースト5です。


 直近の1か月では、出遅れ銘柄の挽回と、引き続き 東京海上などの損害保険系が堅調です。
 一方で、INPEXや 大手商社などの資源銘柄が、サハリン2の権益への懸念等が出て大きく下がる展開となりました。
 資源株は元々ボラタイルな傾向が強いので、それを覚悟に入れて保有する必要があるとされています。


 ちなみに、筆者が保有する国内銘柄の月間騰落率(%) の単純平均値(保有株数で加重していない値) は -0.5% で、日経平均やTOPIXよりも底堅い状況で助かっています。




(2) 2022年 暦年上半期の  期間騰落状況


下表は、本年の 暦年上半期の騰落率の ベスト10と ワースト5です。


 年初来の上半期全体では、原油高などが反映されて資源銘柄が大きく上昇し、また、景気に左右されにくく高配当利回りの通信サービス銘柄が安心感を呼んで上昇しました。保険銘柄も堅調です。


 一方で、日本ピラー工業といった半導体関連のテクノロジー銘柄や 前田工繊など材料銘柄が低調でした。リート系も 金利上昇懸念から低調に推移しました。


 保有銘柄全体の上半期騰落率の「単純平均値」は 昨年末から+5.8%と、銘柄選定は悪くないのですが、保有株数に銘柄毎のバラツキがあり、資産全体としては この半年は横這いの状況です。

 例えばNTTデータなどは事業内容と業績は非常に良いので、NTT本体によるTOB取り込み期待で昨年は大きく買われましたが、現実は親子上場のままでグループの中核業務を担う位置付けとなり、失望売りから軟調となっています。

 難しいものですね。今後の反発に期待します。


 ではまた。