高配当ETF SPYD の売却決算
こんにちは。
資産運用の一環として保有していた米国の高配当ETFである「SPYD」を全て解約しました。
SPYDは、コロナショックで市場平均を大きく下回って値を下げ、3月には含み損金額が非常に大きくなり、また4月以降6月に入って他銘柄がどんどん回復する中で、底値からの戻りがスローであったため、配当は良かったものの継続保有に危惧を感じました。それは、たとえ株価が近い将来回復しても、年に1,2回ある経済ショックで再び暴落する可能性に対する危惧でした。 もし大きな経済ショックの場合は痛手が大きいです。
そこで、少なくとも保有率を下げたいとタイミングを計り、結果的に3回に分けて売りました。
3回トータルの決算は以下の通りです。(株数は省略させてください。)
【購入】
・数次に分け(結果として)平均単価 $30.66で購入
【売却】
・1回目(6/5) : $31.14で売却 (+1.6%の益)
・2回目(6/30): $27.46で売却 (▲10.4%の損)
・3回目(11/9): $31.17で売却 (+1.7%の益)
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【トータル損益率】
トータルでは、為替レートを加味して、約▲2.5%の損で決算しました。
「SPYD」は、筆者が今年の年初に資産運用を始めて一番最初に買った銘柄で、また、銘柄単位では米国ポートフォリオの中で最も保有額が大きかったので、思い入れもありましたが、結果的に全株を解約する形になりました。
この▲2.5%の結果がどうなのかは、賛否両論あるところです。これが最適の選択であったのかどうか筆者も必ずしも確信はありません。難しいところです。
ただ、老後資金としていずれ10年以内に売却することは間違いないので、下方ボラタイルな傾向の銘柄を量的に多く持っていることに対する将来不安は かなり解消しました。
さて、この売却で戻った資金をどうするかです。
これまでの運用 約10か月で得た経験をもとに、次の2条件に見合う運用を考えます。
① インデックスETFか インデックスベースのスマートETF
(米国の経済に連動して上昇するので。)
② 暴落局面で下落が少なく、回復が比較的スムーズな性質の銘柄
③ 配当利回りは2%前後でもOK
①②を満たす投資信託にするかも知れません。
(投信の場合は自動再投資の無分配もありです。)
老後資金目的なので、要するに安全運転です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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