森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

2002年9月末までの資産運用状況


こんにちは。


2020年の年初来(資産運用開始以来)9月末までの資産運用状況を報告致します。
実際の金額については、都合により従来より省略させていただいております。


さて、9月の月間は、国内市場はほぼ横ばい、米国市場は調整(下落)で低調でした。
市場の平均株価を 8月31日と9月30日で比較すると 下記の通りでした。


  東証 日経225平均       :  +0.2%
  JPX日経中小型株指数:  +3.7%
  NYダウ平均           : ▲2.3%
  NASDAQ総合        : ▲5.2%
  (S&P500指数)           : ▲3.9%


米国のNYSEとナスダックの両市場は、特に9月中盤から25日くらいまで、4月以降の上がり過ぎ分の1割以上が調整で急速に戻されてしまいました。特にハイテク銘柄が過熱過ぎの
傾向でしたから。



1. 全体のサマリー


  全体としては、年初来の累計で、
   5/末:▲4.7% ⇨ 7/末:▲1.7% ⇨ 8/末:+2.9%   ⇨   9/末:1.5%
  となり、順調に増やして来た含み益の半分を 9月に吐き出す結果になりました。


             
2.国内株式 29銘柄      
   ポートフォリオ占有率 46.0%
   評価損益率   7/末:▲7.8% ⇨ 8/末: +0.7% ⇨ 9/末:▲1.3%


 【前回以降の変更銘柄】
   売却:NTTドコモ
   購入:アイネス


 【コメント】
   携帯通信料金を下げる政策を掲げた菅砲によって、3大通信株が軒並み20%近い下落
  となったのが痛いです。筆者は通信株の保有比率が高いので、市場平均よりも大きな
  影響を受けました。
  中小型株が健闘して利益を増やしましたが、通信株の下落と他の大型株の低調を埋めら
  れなかった。
   NTTドコモ株は、親会社のNTTによるTOBが決まったため売却しました。
  その売却益は、本グループには入れず、7項の「解約株」に算入しました。
  
  通信株は、携帯電話の料金問題が決着すれば高配当で経営安定株であることから買いが
  戻り、株価も徐々回復すると見ています。デジタル化政策や、5G/6Gへの期待もあり
  ますし。



3.REIT 3銘柄    
   ポートフォリオ占有率  1.8%
   評価損益率   7/末:▲8.3% ⇨ 8/末:+1.5%   ⇨    9/末:+5.3%


 【銘柄変化】・・・なし
 【コメント】 投資法人”みらい” が 引き続き地道に回復しているので、その効果で黒字幅
       が上がって来ました。



4.外国株式 39銘柄  
    ポートフォリオ占有率  31.9%
    評価損益   7/末 :+5.2% ⇨ 8/末:+9.0%  ⇨   9/末:+5.0%


 【前回以降の追加銘柄】
  FVRR (企業から仕事の注文を得たいフリーランスが情報登録するプラットフォーム
  の運営)


 【コメント】
    米国市場の過熱調整の影響を受け、今月は含み益を減らしました。
    来月以降に期待です。



5.外国債券  7銘柄  
     ポートフォリオ占有率 11%
     評価損益 : 7/末 +3.4% ⇨ 8/末:+2.6% ⇨ 9/末:2.8%


  【追加銘柄】 なし
  【コメント】 相変わらず手堅く、9月は微増です。債券は株価の変動が小さいので
        安心感があり、上記リターン以外に配当が年間で3%弱出るので助かり
        ます。



6.投資信託  9銘柄   


    ポートフォリオ占有率 9.1%
      評価損益 7/末 +11.2% ⇨ 8/末:+12.5% ⇨ 9/末:7.2%


  【追加銘柄】 「eMAXIS Slim米国株式S&P500」、「企業価値成長小型株ファンド」、
        「セゾン・バンガード グローバルバランスファンド」を少量ずつ新たに
        購入しました。
 【コメント】 買って間がなくまだ利益を生んでいない3種の投信の影響と、米国株式
       下落の影響で全体の利益率は低下しましたが、S&P500とともに中期では
       回復すると見ているので、あまり心配はしていません。
       
        国内は、大型株よりは中小型の方が調子が良いので中小型の個別株を6月
       くらいからいくつか買っていますが、中小型はちょっとした経営トラブルで
       大きく値を下げるリスクを常に抱えているので長期保有には多少不安があり
       ます。
       そのため、今月、数十銘柄の成長小型株から成る投資信託を買ってリスクを
       分散しました。 中小型の 個別株は、いずれ手離す考えです。



7. 解約株  
    
    年初から通算した解約株の損益率(売買高比) 8/末:▲3.3% ⇨ 9/末:▲0.9%


  【コメント】 TOBニュース後に株価が大幅に上がったドコモ株を売ったので、解約株
        グループの損益が改善しました。
        ドコモ株売却により、(税引き前で)約30%の売却益が出ました。
        ドコモは手離さずに永久保有するつもりでしたが、TOBで上場廃止となる
        ので致し方ありません。
    


8.所感


 米国株の下方調整のために運用成績は若干下がりました。
次は、日本の感染者数のコントロールと、米国大統領選挙の行方が焦点になって来ます。
トランプ再選でもバイデン勝利でも、コロナの影響が緩和して経済が順調に戻って欲しい
ものですね。


  
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました