2023年8月末の資産運用状況
こんにちは。
2023年8月末時点の資産運用実績を、7月末対比で 整理して掲載します。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従前より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
この1か月の市場指数と為替の変化は 以下の通りです。
<市場指数>
日経225平均 : ▲1.70%
TOPIX : + 0.35%
スタンダードTOP20 :+2.18%
東証リート指数 : +0.80%
NYダウ平均 :▲2.3%
NASDAQ総合 :▲2.2%
S&P500指数 :▲1.7%
米10年国債利回り : 3.965% ⇨ 4.107% (+0.14%)
<為替レート> 円 対 1ドル
7/31:142.06円 ⇨ 8/31 : 145.65円( 3.6円、 約2.5%の円安)
【コメント】
・国内市場は、プライム株が軟調、スタンダード株が堅調と まだら模様となりました。
・米国株は、FF金利の追加上げを警戒し、2%程度の下落となりました。
・米国の10年長期金利は、インフレの長期化警戒から再上昇しました。
・為替は、米国金利の高止まりを織り込んで、円安方向に進みました。
< おことわり>
先月から報告内容を簡素化しております。
6月までは、現役運用証券の含み益率の変化と 運用ブロック毎の総残高の変化の2軸で集計していましたが、先月からは、ブロック毎の「待機資金含む総残高」の前月比変化のみを報告させていただいています。 管理や集計の作業に時間をかけないためです。
1. 運用状況 (日米 8/31 終値ベース)
(1) 総運用資産トータル (リスク運用3口座の総計)
〇 運用口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +2.1%
注★他の金融資産との出入りはありません
注★売却譲渡は、所得税を支払い済み (控除済み) のベース
【コメント】
トータルの資産は堅調に推移して、5か月連続してヒストリカル・ハイ を更新した状況。
(2)国内運用ブロック(主として国内の個別株+円建て債券+待機資金)
〇 約30銘柄
〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +2.6%
注★ 株式やETFの配当は含んでおりません (従来通り)。
注★ 売却譲渡については、所得税を支払い済みのベース
【コメント】
先月に引き続き堅調に推移しました。
主力の中で牽引したのは、INPEX(+13%)、バルカー(+12%)、ヒューリック(+7.3%)、東京海上(+6.6%) 、銀行株(+約5%)などです。
なお、今年に入ってからは単元での購入を減速し、春頃より1株買付に活動の主力を移行させている状況です。
(3)米国株運用ブロック(含むETF, 米国債券)
〇 約24銘柄
〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +1.0%
注★ 配当を含みます。
★ 譲渡所得税は資産高から控除済み
【コメント】
ドルベースでは下げましたが、円安が進んだためレートによる嵩上げ効果が大きかった
状況。
(4)投資信託ブロック
〇 約17銘柄
〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +1.8%
注★: 分配金は一部銘柄のみを含んでいます。
注★:譲渡所得税は 資産高から控除済み
【コメント】
米国現地株式と同様、ドルベースでは冴えなかったものと推定しますが、為替レート換算の効果で若干のプラスとなりました。
「長期・分散・積立」という大原則が しっかり結果を出してくれている安心感を 引き続き実感しています。米国の長期金利が僅かでも上がると保有証券の現地建て評価は下がりますが、昨今は その環境では円安に進むため 相殺され、管理上も放置が可能になっています。(この状況がいつまでも続くとは思っていませんが....)
2.総括コメント
4月から大きく上昇していた日本市場は全体として、7月から踊り場となって 8月も同様の傾向でした。
他方でMyポートフォリオは大きく振られることのない、小さなボラティリティーで推移しています。商社セクターの比率がやや多めである以外は特定のセクターに偏ることなく適切な割合での各種セクターへの分散に努めて来ており その効果が出て、特定の分野での固有の異変ショックに全体が揺さぶられにくい構成になったためと推定しています。
米国投資と投信も比較的安定している状況。
約3年半の運用の結果、概ね当初から目標とした評価額ゾーンに入って来ており、今後のEXITプランを意識した運用形態に移行すべきタイミングになってきました。
折りしも来年の年初より「新NISA」の時代に入りますが、下記の3分類に整理して対応する考えです。
A: 数年後に現金化を予定する銘柄群(利益と資産額を確定し, 資金を計画に従い使用 )
B: その先も長期で売却せずに配当受領を続ける銘柄群
C: 数年先から (長期運用しながら 同時に)4%ルールに基づいて 自動的に定期取崩し
を設定し、将来ステージの生活費として活用する銘柄群
(投資信託群 と 単元未満株群)
D:優待のためだけに継続保有する銘柄
来年の 新NISA運用のためには 運用資産の整理整頓が必要ですが、上記の3〜4用途分類を意識して新NISA、現行NISA、特定 ならびに、成長枠/積立枠 等 に割り振って準備を進める考えです。
本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。
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