2021年8月末の資産運用状況
こんにちは。
新型コロナウィルス感染症は、首都圏では天井を打った気配も一部出ていますが、関西圏を初め全国的にはまだまだ予断を許さない状況ですね。
しかしながら首都圏でも、夏休み明け新学期からの人流の増加で再拡大の可能性も指摘されていますので、引き続き注意したいと考えます。
さて、2021年8月31日までの資産運用状況を掲載させていただきます。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
さて、この1か月の市場指数は、7月30日と8月31日を比較すると下記の通りです。
<市場指数>
日経225平均 : +3.0%
TOPIX : +3.1%
JASDAQ INDEX :+1.6%
東証リート指数 :▼0.8%
NYダウ平均 :+1.2%
NASDAQ総合 :+4.0%
S&P500指数 :+2.9%
<為替レート> 円 対 1ドル
6/30:109.68円 ⇨ 7/30:110.00円 (約0.3円、0.3%の円安)
【コメント】
・日本市場は不安定で、8/20に年初来安値をつけたが 月末に急回復し前月より3%高。
・Jリートは、五輪の終了や コロナ再拡大でオフィス空室率増等の要因でやや軟調。
・米国は、月中旬過ぎに一時下げたが 8月を通して概ね好調。過去最高値を更新中。
・為替レートは横這い。
1. 全体のサマリー
投資開始以来の全体の成績は、解約済株の損益を含めての累計で下記の通りです。
・2021年8月31日時点 (対投資高比)累計収益率:20.1% (前月末:18.6%)
・2021年8月31日時点の「収益金額」の 前月末からの伸び率: +9.0%
(上記の収益金額は、含み益+投信分配金です。株式/ETFの配当は含んでいません。)
【コメント】
対投資高の収益率は、前月より1.5%の伸びとなり、良好な結果でした。
要因としては、①米国株式/ETFの株価上昇、②保有投資信託が好調 の2点が挙げられます。
以下に、個別のカテゴリーについて変化を報告します。
個別の一つひとつのカテゴリー(2項~6項)については解約済銘柄の損益を含めておらず、
最新の保有ポートフォリオ構成での値とご了解ください。
(解約済株については、7項 に集約しております。)
2.国内株式 34銘柄
・ポートフォリオ占有率 約 41%
・累計評価損益率 :14.2% (前月:13.8%)
・収益金額伸び率(前月比):+2.6%
★いずれも配当は含まず
※注:解約済株の損益は含まず現役保有銘柄のみ対象。 以下6項まで同様です。
【コメント】
月末に 大型株を初め全般的に回復したことで、含み益増となりました。
これから年末にかけて、欧米に比べて出遅れ気味と言われている国内株が伸びることを期待します。
3.REIT 5銘柄
・ポートフォリオ占有率: 5.0%
・累計評価損益率 :16.8% (前月:17.6%)
・収益金額伸び率 前月比:▼2.4% (収益縮小)
★いずれも配当は含まず
【コメント】
オリンピック・ピークに向けて上げて来ましたが、その後軟調です。
4.外国株式 29銘柄
・ポートフォリオ占有率 24.4%
・累計評価損益 :32.1% (前月:29.4%)
・収益金額伸び率 前月比:+11.5%
★いずれも配当含まず
【コメント】
累積収益率が2.7%上昇し、好調です。要因としては、米国の経済回復が一定の度合いで進展していること。 また、8/27の経済政策シンポジウム(通称 ジャクソンホール会議)でのFRBパウェル議長の講演で、テーパリングが穏やかなものになることが好感されたことなどが挙げられます。
5.外国債券 5銘柄
・ポートフォリオ占有率 6.1%
・累計評価損益 :4.8 % (前月:5.0%)
・収益金額伸び率 前月比:▼4.1% (収益縮小)
★いずれも配当含まず
【コメント】
株式が好調のため、市場にて債券から株式への一定の資金移動があったものと考えます。
6.投資信託 13銘柄
・ポートフォリオ占有率:23.0%
・累計評価損益:18.0%(前月:16.7%)
・収益金額の伸び率 前月比:+11.0%
注★収益金額=含み益+累計分配金
注※:保有投資信託の中には、債券のみを対象とした投信もありますが、
それは債券の括りには入れず、投資信託グループに入っています。
【コメント】
筆者ポートフォリオ内で資金移動し 投信へ増資中ですが、順調に推移しています。
(過去に解約/損益確定した投信の損益は、第7項に移管しております。)
8月の月間で調子の良かった銘柄ベスト3は下記でした。
① 米国連続増配成長株オープン
・含み益率が先月の4.6%から9.4%へと上昇
② eMAXIS slim 先進国リート
・含み益が ±0から +4.2%へ上昇
③ スパークス・新・国際優良株ファンド
・数か月の含み損状態が続きましたが、8月に初めて+4.8%へ浮上。
・国内の大手輸出企業の個別株は 単元株価は高くて 手が出ませんでしたので、
投信で少し買っておりました。
電子機器の製造業が輸出含めて回復好調と伝えられていたので期待していました。
ただし今後、半導体の品薄が拡大すると下げ局面もあり得るので要注意です。
投信は、管理が個別株よりも楽だと感じます。分散が効いているので投信銘柄の選択を誤らなけらば個別株よりも値動きの急変が限定的で、慌てることが少ないです。(その点はETFも同様。)
積み立て・スポット買い増し・部分利確・撤退 の検討判断の時間が十分確保できます。
また、(ETFでは難しい) 100円からの少額で 好きなように対処可能で、私のようなシニアに向いていると感じています。
もちろん投信には 信託報酬がかかります。しかし、個別株の保有でも 米国や世界インデックスに大きく負けて株価が上がらないことによる逸失利益、経営不振による下落リスク、下落後に戻って来ないリスク、減配リスクなど、実際に収益が目減りしているにも関わらず計測されずに管理も不可能な損失、また、時によって実現してしまう 「損切り損失」が ごく日常的に存在し、たとえ配当金を得ている高配当株であってもそれらのリスクや目に見えない損失は免れておらず、もちろん保有している銘柄によって個々に違いはありますが、総合的に考慮した場合、安定上昇基調の投信ならば一定の信託報酬も十分に見合う場合は少なくないと考えます。新規や買い増しの購入が「ノーロード」(無料)のものが増えていることもプラスです。
7. 解約済勘定
運用開始から通算した解約済銘柄の累計損益率(投資高比の確定損益率)は、
+2.0% となりました。 (前月末:1.5%)
プラスなので、利確が損切りを上回っている状況です。
【コメント】
国内投資を米国株/ETFと投資信託に移すために、小刻みに国内株を解約中です。
【補足】解約済の確定損益は、1項サマリーの全体損益の計算の中にも含めております。
8.総括コメント
数年から10年スパンで 世界や先進国のGDP経済成長に見合うリターンを、最も確実性高く享受可能なポートフォリオへと、引き続き各種のリスクを下げながら整理を進めて行きます。
本日も最後までお付き合いいただきまして、大変ありがとうございました。
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