米国市場がハイテク株下落から回復
こんにちは。
米国市場は、5/11, 5/12, 5/13 の3日間連続で ハイテク株を中心に比較的大きく下落しましたが、5/14に 1日でほぼ取り戻しました。足元の物価上昇率が予想を下回り、インフレ懸念が一部緩和したためとされています。
この回復の動きが、一時的なものに過ぎないかどうかは不明です。
このハイテク下落は、現地時間の5/10の午後から その兆候がありました。
下落前の直前ピーク値(5/10の昼頃)と、その後の底値、回復した5/14の終値 の推移を見てみましょう。
( ) 内は、指数(%) です。 My P.F. は、筆者のポートフォリオです。
5/10 昼頃 底値 (5/12 or 5/13) 5/14の終値
DOW 35060(100) 33591(95.8) 34376(98.0)
NASDAQ 13586(100) 13009(95.8) 13426(98.8)
S&P500 4230(100) 4063.3(96.0) 4173.9(98.6)
My P.F. (100) (97.0) (99.2)
市場は、下落直前の5/10を100%として、その後の2, 3日でおおよそ ▲4%下落しましたが、5/14の終値では、98%~99%弱まで回復しました。
筆者のポートフォリオは 一時 ▲3.0% 下落しましたが、99.2%まで回復しました。
この市場平均の4%下落という数字は 一見ごく些細な割合に見えますが、例えば1000万円を運用している人にとっては、たった1日, 2日の間に40万円が消えてしまったことになります。 (通常は、1日の変化量は ±0.4%程度ですから。)
たとえ一時的でも 多額の損失を被ったと悲嘆した投資家も多く、SNSや掲示板には様々な声が上がりましたが、5/14の回復で皆 胸を撫でおろしたと思います。
筆者のポートフォリオ評価額の下落率は、市場平均を横目で見つつ、いくぶん軽かったので比較的冷静でいることができ、また回復後の戻り水準も市場平均より良い状況なので、ポートフォリオ構成に少し自信を深めました。
筆者はテクノロジー銘柄の比率がけっして低くないですが、緩成長のディフェンシブセクターETFに加えて、個別銘柄も比較的下値の堅い銘柄に調整して来たので、もしかしたらその成果かも知れません。
これからも、ポートフォリオ構成には注意を払ってゆきたいと考えます。
ではまた。
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