2021年3月末の資産運用状況
こんにちは。
少し早いですが、2021年3月末までの資産運用状況を報告致します。
3/26(金)の終値を反映しています。
実際の金額については、筆者の勝手な都合により従来より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。
この一か月の 平均株価指数を2月26日と3月26日の終値で比較すると、下記の通りです。
<市場指数>
日経225平均 : +0.73%
TOPIX : +6.5%
東証リート指数 :+3.2%
NYダウ平均 : +6.9%
NASDAQ総合 : ▲0.4%
S&P500指数 : +4.3%
<為替レート>
円対$
2/26: 1ドル=106.6円 ⇨ 3/26: 1ドル=109.7円 (2.9%の円安)
【コメント】
グロース株への警戒感から日経平均は微増にとどまり、一方、割安株・中小型株が買われ、
TOPIXは 大きく6.5%上昇しました。
Jリートも堅調に回復しています。
米国においても、成長ハイテク株が中心のNASDAQが ▲0.4%と 若干下げの一方で、
ダウは大きく7%上げました。
円安は引き続き急速に進みました。
1. 全体のサマリー
投資開始以来の全体の損益率 (対 投資額比)としては、解約株の損益を含めての累計で、
2021年3月26日時点で収益率が +15.2% となりました。
2月末が 10.1% でしたので5%強の改善です。 ただしこの中で1.5%程度は円安で自動的に持ち上がった分と考えています。
以下に、個別のカテゴリーについて変化を報告します。
個別のカテゴリーについては短期解約株の損益を含めておらず、最新の保有ポートフォリオの値とご了解ください。
(解約済株については、7項に集約しております。)
2.国内株式 34銘柄
ポートフォリオ占有率 約46%
評価損益率 +19.5% (注:短期解約損益は含んでいません。)
2月末(前回) : +11.8%
【コメント】
7.7%の改善です。 TOPIX相当の上昇を達成しました。
3.REIT 5銘柄
ポートフォリオ占有率 4.7%
評価損益率 +9.4%
(前月/末 :+10.1%)
【コメント】
投資法人みらい(含み益率 31%)が急速に上げましたが、他の低下で概ね横這い
です。
4.外国株式 36銘柄
ポートフォリオ占有率 26%
累計評価損益 : +19.2%
(2/末:+18.3%)
【銘柄変化】 CSCOなどを解約。また、QQQ/VGTを部分的に売却。
【コメント】
損益は前月末よりも、1%弱の改善にとどまりました。
月間でダウが7%近く上げてバリュー株上昇の恩恵があった中で、ポートフォリオが小幅な改善にとどまったのは複合的な要因と考えており、その主なものは以下の通りです。
①QQQ, VGT, ICLN など30%~50%の含み益があった銘柄を、グロース株下げの過程で、一部ないしは全部売って利益確定したため、売った部分の利益が7項の「解約済み」グループの勘定に移ったこと。
②安定化のために売却したCSCO(シスコ)などの利益が、同じく「解約済み」に移管。
② ①と似た理由ですが、QQQ/VGTのうち継続保有した部分の評価額が、2/末から3/26の間に多少下がったこと。
等が挙げられます。
この結果、バリュー株の含み益増とのトータルでは ±ゼロに近く、ほぼ円安分だけ改善したと捉えています。
QQQなどの利確益は 7項に移り、結果的に投資全体の勘定(1項)に入っていますので、特に気にしていません。
5.外国債券 8銘柄
ポートフォリオ占有率 6.2%
評価損益 : ▲0.4%
( 2/末:+0.4%)
【コメント】
米国の長期金利の上昇によって債券価格が下落したため、評価損益は悪化です。
6.投資信託 13銘柄
ポートフォリオ占有率 16.5%
評価損益 15.2% (※ 分配金を含めたトータルリターンで計算しています。)
(2/末:12.8%)
【変化銘柄】 ・・・数日前のブログ通り、新たに数銘柄を新規購入しました。
【コメント】
投信の収益率は順調で、全体として1か月で 約2.5%の伸長です。
3月は投信を大きく買い増したため分母が増え、含み益率の上昇度は薄まりました。
また、投信は、債券を含むバランスファンドの比重を高くしている為、株式オンリー
ほどの市場上昇率追従はしませんので、その要因もあります。
なお、2020年12月末時点で保有していた投信だけを取り出した通算収益率は +17.0%
となっており、概ね1年以内の投資期間の結果としては上出来と評価しています。
7. 解約済株
運用開始から通算した解約株の累計損益率(投資高比の確定損益率)は、▲2.6% と
なりました。 (前月末 ▲4.6%)
解約株累計の損益率は改善です。 CSCO(シスコ)など、含み益株を売却して利益確定
したためです。
【補足】
解約株の確定損益は、1項サマリーの全体損益に含めております。
8.所感
2月最終週から3月初旬にかけ、米国長期金利高の影響で売れ筋セクターの遷移が発生し、また債券が大きく値下がりしました。
その余波は3月にもおよび、月間を通じてハイテク株やグロース株が売られ、筆者の米国運用も影響を受けました。
しかしながら、長期金利高による成長株売りは3月いっぱいで概ね落ち着いて来たと考えます。
この先、コロナ感染者数の推移が、予め織り込まれたとおりに改善するのか、第4波で景気回復が後ずれするのか、気になるところです。
ワクチン普及でコロナの影響が徐々に緩和し、業績相場へと移行して欲しいものです。
本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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