健康寿命について考える
こんにちは。
さて、今回は、大事な「健康寿命」について書きます。
健康寿命という言葉をご存じだろうか?
「健康寿命」は、従来から よく使われている「 (通常の) 寿命」と何が違うのか?
従来からよく言われる「寿命」は、「生命寿命」とも言い換えることができます。
それは『心肺停止』になって医師が死亡を確認し、生物としての命がが尽きる年齢のことだ。
日本人の平均寿命(生命寿命)は、2022年の公式統計データでは、男性81.05歳、女性87.09歳となっています。
上記のように「生命寿命」が「命の終わり=死亡」であるのに対して、
「健康寿命」は、厚生労働省の定義によれば、「日常生活に制限のない期間の平均」という意味だ。
つまり、身体生命は生きていても 自由に外出できない状態では、それは日常生活に制限がないとは言えないので、既に健康寿命が終わった状態という定義だ。
健康寿命= 「本人が自由に動き回れて日常生活に支障がない最後の年の年齢」だ。
日本人は、2022年終了時 の 厚生労働省の統計データでは、
「生命寿命」が、男性81.05歳、女性87.09歳 であるのに対し、
「健康寿命」は、男性72.57歳、女性75.45歳 と なっています。
(2025年終了時点では、それぞれ 0コンマ 何歳か 長くなっている可能性もあります。)
健康寿命は、 命の寿命より、男は 9年近く短く、女は12年近く短い。
ざっくり、健康寿命は生命寿命より 約10年短い、ということだ。
健康寿命が尽きてから 命が尽きるまでの間の 約10年間、人は何をしているのだろうか?
ざっと言えば、
前半段階 =「歩くことはできても家の中だけにとどまらざるを得ない状態」
後半段階 =「介護を受けている状態」
と言えるのではないだろうか。
これが 約10年間続く・・・確かに長い。 この期間のために、予め どんな生活環境にしたいかの考え方の整理や、元気なうちにやっておくべき「準備」がありそうです。
身体がまだピンピンしていて "健康寿命的" でも、「認知症」という別の大敵もいます。(認知症については 今回は触れません。)
さて話を進めます。
筆者には それよりも、健康寿命の平均が、男=73歳、女=76歳 というデータが、ショッキングに感じられるのだ。
平均だから、個人差はある。個人差はかなり大きいだろう。 TVなどを観ると この人 元気だなぁと感心する人は少なくない。 しかしながら 上の数字は「平均」だから、平均よりも短い人も 現実に多くいる、ということだ。
健康寿命を自分で自由に決められないのも、実感を鈍らせる大きな原因だろう。
さて現実の時間の実感としてどうか?
雇用延長期間を含めたとしても、最近の傾向では 多くの人は65歳でリタイヤ。長く働く人でも おおむね70歳でリタイヤが 比較的多い傾向と思われる。(皆が皆 70歳で仕事を辞めると言う意味ではありません。)
仮に 70歳まで働いたとしよう。「健康寿命」の平均が73歳ということは、70歳で引退して残りの健康寿命が 平均で「3年」しか無い! ということだ。
男より長生きの女性でも 健康寿命は70歳リタイヤだと 平均「6年」しかないというのだ。 老後は長いと言われるが、健康寿命は くやしいくらい 短い!!
そういった現状のデータが、人は、「65歳でリタイヤの場合は、その年齢から10年マックスが 黄金の10年間!」と言われるゆえんです。70歳リタイヤの場合は、その時点から わずか数年です。
そのあとは、「自由には家の外を動き回れない状態になっている」ことが 平均的には多い、という意味です。 あくまで平均値ですから、個人差に伴う「伸縮」はあります。
そう考えると、『定年後、何をするか?』という命題は、かなり重みをもって来るのではないでしょうか。 社会人を終えて 5年から10年間 しか与えられていない大事な時間ですから。
改めて命題です。
重要命題1: いつリタイヤして 「私の黄金の10年」をスタートさせるか?
重要命題2: 残された健康寿命の期間に、私は 何をしたいか??
(したいことがありますか?? 全然思いつきませんか??)
(その後は 自由に動けない場合が多いです。)
(健康寿命尽きるまで仕事をしていたい人は、それで良いのです。)
自分で自由に「私の健康寿命は 85歳!」と決められれば 何も悩む必要もないのでしょうが、なかなかそうは行かないのが、この話題です。
今のうちに、「健康寿命の間に 何をしたいか 」整理しておくことも、それなりの意味がありそうです。
ではまた。

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