森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

2024年4月末の資産運用状況


こんにちは。



 2024年4月末時点の資産運用実績を、3月末対比で 整理して掲載します。
 実際の金額については、筆者の都合により従前より省略させていただいております。
どうぞご了承ください。


 この1か月の市場指数と為替の変化は 以下の通りです。


<市場指数>  4/30終値ベース
 日経225平均   : - 4.9%
 TOPIX     : - 1.0%
 スタンダードTOP20 :- 3.4%
 東証リート指数 : + 0.8%



 NYダウ平均   :- 5.0%
 NASDAQ総合  :- 4.4%
 S&P500指数  :- 4.2%
 米10年国債利回り : 4.201% ⇒  4.683% ( 0.48% 利回り上昇)



<為替レート>  円 対 1ドル   
    3/29: 151.35円 ⇨ 4/30 : 157.34円( 6.0円、約4.0%の円安)



【コメント】
・国内市場は年明け後の大幅上昇が一段落し、日柄調整に入った。
・米国市場も、利下げが大幅に遠のいて、5%程度下落した。
・米国の経済はインフレが収まらず、10年長期金利は一段と上昇。
・為替(ドル円)は、日銀の利上げ見送りなどにより、円安が更に進んだ。




1. 運用状況 (日米 4/30 終値ベース)



(1) 総運用資産トータル (リスク運用3ブロック区分残高の総合計)


  〇 運用口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: + 2.6%


【コメント】
  4月末時点での総運用残高はヒストリカル・ハイを継続更新。




(2)国内運用ブロック(主として国内の個別株+円建て債券+国内株の投信+待機資金)


  〇 約32銘柄、 PF占有率:約 63%前後
  〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +3.5%
    注★ 配当を含む (24年1月分より。それ以前は含まず)



【コメント】
 日経平均の値嵩群が乱高下かつ調整した一方、TOPIXの大型銘柄は下値が堅い状況。
 筆者ポートフォリオでは、商社群が10%近く上昇したほか、東京海上、富士古川E&C、
 NTTデータ、積水ハウスなどが牽引しました。



(3)米国株運用ブロック(含むETF, 米国債券, MMF, 待機資金)


  〇 約10銘柄、PF占有率:約10 ~ 11%
  〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +2.6%
    注★ 配当を含む


【コメント】
 米国インデックスは3月下旬にバリュエーション正当化の説明がつかない水準まで上昇が進みました。
 筆者のPFについては、VOOやVIGなど指数に近い動きをする銘柄については、その一部を3/末から4月初旬の市場ピーク時の前後に一定割合を利確し、その上で 円転せずに外貨$のまま 利回りが4.75%前後と上がっているMMFに置いて、近い将来の ( 万が一の) 下落に備えました。今後の四半期決算の発表状況にもよりますが、インデックスが更に下がることがあれば、その時点で改めて検証の上で買い戻す可能性はあります。



(4)投資信託ブロック (海外株/債券の投信+待機資金)


  〇 約17銘柄、PF占有率:約 26~28%
  〇 口座資産の総額 (含む待機資金) (前月末比) 増減率: +0.5%
     注:分配金は一部銘柄のみを含む



【コメント】


 投信ポートフォリオは、円安化の効果で 全体としては 引き続き穏やかな推移でした。
 投資信託についても、投資先が米国インデックスや米国比率が高いオルカンなどへの「定期積立額」を一旦 減額しました。近いうちに調整で下がることがあれば、状況見て改めて積み増します。




2.総括コメント


 日経平均の調整がいつまで続くでしょうか。ただ、このスピード調整は、長くてもこの先半年程度と推測しています。
 米国市場と米国向け投信は 5%程度調整したものの依然として妥当水準より高値圏にあります。また長期国債の利回り上昇(価額は下落)で部分的に信用収縮が起きる可能性もゼロとは言い切れないため、引き続き慎重に対応する考えです。



本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。