森のそよ風のブログ

ゆっくり資産運用と、日常の記録

法事


こんにちは。


先日の日曜日に、故人である両親の法事をしました。


母が三十七回忌、父は繰り上げの七回忌(実際は六回忌)です。
父の一周忌以来、コロナのために集合する法要ができなかったので、五類に指定換えとなった今年の春に、久しぶりに秋に皆で集まろうと思い立って準備して来ました。


近頃の世間では かなり珍しいと思いますが、小さいながらも仏壇のある自宅の和室に、大人十人、子ども五人が集合して読経して、その後 レストランに移動して会食、霊園に行ってお墓参りをして解散しました。


自宅で ”経” を上げ易い理由があるのですが、故人の娘でもある私の妹の夫君が僧侶をしていて、しかも、実家と同じ宗派です。仮に故人の菩提寺で そこの住職に依頼して法要を行うとしても、その場合でも妹の夫は参列しますので、集まるメンバーは同じことなのです。
妹の夫君は、これも極めて偶然なのですが、私が勤めていた同じ会社に定年まで研究者 (理学博士) として勤めていて、彼は 定年後に (ゆえあって) 築地本願寺で修業をして僧侶の免許を取った変わった経歴の持ち主です。
全く別々の経緯で私と同じ企業に勤めていた人が、私との縁は全く関係なく たまたま妹と結婚し、更に 僧侶の免許をとって 私の家で亡き父母に経を上げてくれるというのは、とても不思議な縁と言う他ありません。ちなみに妹の夫には、郷里での父の通夜・葬儀の導師も勤めていただいています。


ということで、数か月前に都合さえ合わせておけば自宅の狭い和室で法事開催が可能だったのです。
家の片づけや供え物等の手配、駐車場所の手あて、会食の予約や その内容の調整など、かなりの時間を割きましたが、甥たちの配偶者や子たちにも数年ぶりに会え、また新しい赤ちゃんも生まれていて、皆元気で活躍していることを確認できて有意義な時間でした。


さて、仮に次に法事を行うとしたら、6年後ということになるのだろうか。
しかし、6年後の自分自身の健康状態は想像がつかないし、妹の夫君は私よりも 更に数歳の年上でもあるので、これまた想像がつきません。
ということで、とりあえず今回の法事で「一段落」となるかも知れません。


ではまた。