森のそよ風のブログ

日常生活の記録、旅行記、世の中の動向の観察

白神山地に行ってきました <No.2>

森のそよ風


こんにちは。


白神山地の旅<No.2>です。
今回は、野草や低木を中心に、白神で撮った植生の写真をまとめてみました。
(ぶな林 の写真は、次号に譲ります。)
十二湖周辺 (深浦町) と 西目屋村のぶな林 の両方の草木を含みます。 


「日本の世界遺産」のホームページによると、
白神山地のブナ林はブナ、ミズナラ、サワグルミなどからなり、そこに氷河期の生き残り(遺存種)といわれるアオモリマンテマやツガルミセバヤはじめ 540種以上の植物が生育している。
ツキノワグマ、ニホンカモシカなど35種の哺乳類、イヌワシやクマゲラなど94種の鳥類、2200種の昆虫類が生息している。白神山地では多種多様な動植物が生息する貴重な生態系が見られる。
とあります。


低木や 葉類から順番にです。


【シダ】
白神山地は年間降水量が約3600mm (平地の3倍) と言われて雨が多いこともあり、シダが多いです。


【ミネカエデ】


次は ”花” に注目して、「草花」や「花が咲く低木」です。


【アキノキリンソウ】



【マムシグサ】
根もとの 筒状の「葉鞘」 がまだら模様になっているそうですが、その模様がマムシに似ているのが名前の由来とか。  注意:草全体に毒成分を含むそうです。


【トリカブト】
時代劇にも時々出て来る、有名な毒草ですね。植物界で最も強い毒を持つ植物とのことで、根・茎・葉など 全体に含まれているらしい。

【トリカブト】(拡大)
綺麗な色の花ですが、近寄ってはいけません(毒)。



【トチバニンジン】
可愛いユーモラスな形の花を咲かせています。橙と黒の丸い部分は 花でしょうか?実でしょうか?


【ユキザサ】
春の新芽は山菜として食べるそうです。


下の写真の ユキザサを持っている手は、西目屋村のブナ原生林を案内してくださったネイチャーガイドさんの手です。
ガイドさんは、きさくな方で、ネイチャーガイドの仕事以外には、官公庁から森林の管理や保全監視などを委嘱されて毎日山に入って森林に異変がないか確認している、とおっしゃっていました。ユネスコ世界遺産の自然遺産に認定される条件についても説明してくれました。


【ブナの実】
ブナの実は、長さ1cmにも満たない小さな実ですが、ドングリとともにツキノワグマの主食だそうです。
ネイチャーガイドさんに、「こんな小さな実じゃ、熊は全然満腹にはならないですね?」と訊いたら、「落ちた実や、時には木に登って枝にまたがって腰を据えて枝をたぐり寄せ、とにかく大量に食べる」のだそうです。


【ムラサキシキブ】
低地や街中でも見かけますね。


【ミズキ】


【オオカメノキ】


【栃の実】
ガイドさんによると、山形以南の日本海側や栃木県などで名産の「栃餅」ですが、青森では作らないとのことです。



十二湖のトレッキングを終えて、再び 十二湖駅から「リゾートしらかみ」に乗車です。


今度は「くまげら」という愛称の編成です。


十二湖から北の海岸は、一段と珍しい 奇岩の「絶景」が続きます。



下車予定駅は「鯵ヶ沢」ですが、途中、「千畳敷」駅で一時停止します。

青森県の日本海側随一の景勝地ということで、「リゾートしらかみ」は、この駅に必ず15分停車するようです。
停車中には、乗客は海岸に降りて景観を楽しんだり写真撮影することができます。
プラットフォームから海岸まで1分ほどで行けます。
発車の3分前に警笛を鳴らしてくれることになっていて、それを聞いたら列車に戻ります。



千畳敷の成り立ちですが、青森・深浦町の公式サイトによると、
「1792(寛政4)年の地震によって地盤が隆起してできた岩浜。 もの珍しがった当時の津軽藩の藩主が、千畳の畳を敷いて宴会を開いたことからこの名が付いたとされています。日本海に突き出た岩浜は、その上を自由に歩くことができファミリーで楽しめるスポットです。」
とのことです。

明治期の高知の文人で、青森を旅した「大町桂月」の文学碑があります。



旅は進みます。
鯵ヶ沢駅で リゾートしらかみ を下車しました。
鯵ヶ沢町は、江戸期に 北海道と関西を北日本の特産品を載せて結んだ北前船が立ち寄り、「つがるの海の玄関」として栄えた町だそうです。
鯵ヶ沢からバスに乗りました。


バスの今日の最終目的地は、岩木山の近くのホテルですが、夕方までまだ少し時間があるので、途中、つがる市にあってパワースポットとして名高く、千本鳥居で知られた高山稲荷神社に寄りました。


第2偏はここまでです。


次回は、西目屋村の「ぶな原生林」トレッキングについて書きます。


ではまた!