森のそよ風のブログ

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NTTデータグループの株主総会 (最終回) に参加

森のそよ風


こんにちは。


昨日、NTTデータ社 (正式社名はNTTデータグループ) の株主総会に参加しました。

今回の株主総会が、事実上、NTTデータ社の "最後の" 株主総会となります。


NTTデータは、NTT(日本電信電話) の連結子会社であると同時に 上場会社でもありましたが、NTT が NTTデータをTOBで完全子会社化すると決定し、その手続きが順調に進んでいると見られるため、NTTデータは、今年の8月に上場廃止の予定です。


筆者は NTTデータの遂行している事業が、将来の長きにわたって成長すると確信していたため、数年前から投資して株式保有してきました。

初めて買ったのは2020年の10月頃。当時の株価は1400円前後。業績実績や 更なる潜在成長性に対して、十分に安いと考えました。

買った直後に1300円程度まで下がったりと、7, 8%の含み損の期間もあったものの、あまり気にはならなかった。親会社がNTTのため、製品やサービスの、(同一NTT)グループ内の 移転価格は どうしても親会社の意向などで抑えられがちのため、NTTデータ単独での営業利益水準は実力よりも薄まって出て来ると承知していたためです。それよりも、情報技術に強く、一般企業活動の情報処理は元より、金融や官公庁プロセスにも強いので、社会が求めるDX化のニーズに牽引された成長の余地が、将来的に格段に大きいと考えていました。


その後、押し目ごとに数次に渡って買い増しを進めましたが、その間に、生成AIが登場し、各地でデータセンターの建設が活発化するなど、人工知能、ITサービス事業、データセンター運営事業に 強い追い風が吹き始めた。ここ 2, 3年のことです。


今日ではNTTデータは世界第三位のデータセンター運営会社となっているとのことです。

それどころか、米国マグニフィセント7と言われる アマゾン社 や マイクロソフト社、アルファベット社 (Google) でさえもが、NTTデータのデータセンターのユーザーとなっているとのことです。

ちなみに、アマゾンなど自らがデータセンター事業をやっている超大手までもが、なぜNTTデータの顧客かと言うと、世界は広いため ITサービスを提供している最終顧客に近い地点のデータセンターに 「オンランプ」の入口を設けて通信収容する必要があり、ライバル社のデータセンターであっても、ケースバイケースで相互活用しているのだとか。



初めて投資した2020年10月と比べると、今月 2025年6月は、売上高見込で2.1倍、営業利益で4倍、一株あたり最終利益で2.6倍と成長しました。株価もそれに連れて、またTOBプレミアムが乗ったこともあって 2.9倍 と 少ない年数で大きく伸びました。途中、NTTリミテッド社を吸収して売上が増えた効果はありましたが....。



昨日のNTTデータ社の(事実上の最後の)株主総会には、約600人の人がオンサイトで参加していました。

質問は、1件だけ前向きな質問が出たのみ。 すべての参加者は惜しむように、佐々木社長の説明や 担当役員の説明ないしは質問回答に耳を傾けていた状況。

上程された議案は賛成多数で可決されました。


すべての議事を終えた後、佐々木裕社長が「今回が最後ですが、株主の皆様の大きな支援をいただきました。」と挨拶されましたが、上場企業を率いて来た大きな責任を果たした達成感か、あるいは、上場廃止となる最後の株主総会という寂しさ・感慨もあってか、声を詰まらせたと 感じられる場面もありました。

筆者も、毎回のNTTデータの株主総会での事業内容や戦略の説明から、新しい知見や多大な刺激を得て来たので、それが今年で終わりかと思うと非常に残念です。


佐々木さんの挨拶に対して、参加者が大きな拍手で応えて散会となりました。

大変ご苦労様でした。


ではまた。