清水ミチコのライブショー
こんにちは。
先日の日曜日に、「大人の休日倶楽部」Presents 清水ミチコの ライブショー を
見に行きました。
なぜか、わざわざ長野まで。
中身は、今年の正月からツアーでやっていたらしい「トーク&ライブ 2022」とほとんど同じだったようです。
上の右側の写真は、会場となったホクト文化ホールの「中ホール」ですが、ネットから借りた写真です。
さて、おおよそ100分のプログラムでした。
のっけに登場して会場をじっくり見渡して、
「今日はお客様 全員、私と同年代ですね。良かったぁ~。
若い人の前でやると、きょとんとされることが最近多いんですよぉ。
世代ギャップですかねぇ。 今日は安心してできますね!! 」
とか言って笑わせた。
「今日は日曜日で休日ですからね。休日は楽しまないとね~。
大人の休日倶楽部ですから...。」・・・。
メニューは、
〇 テレビショッピングのパロディ(動画)
〇 好きな歌手の 懐かしの歌メドレー
・いしだあゆみ、浅田美代子、ユーミン、山口百恵、松田聖子、宇多田ヒカル
(浅田美代子は わざと はずして歌って、そっくり。)
〇 お菓子の特徴シリーズ
〇 作曲法シリーズ
・森山ファミリー(含む ムッシュかまやつ)
・ジャズピアニスト チック・コリア の Spain
・小田和正
〇 政治家の物まね
・小池百合子、田中真紀子、安倍晋三、麻生太郎、河野太郎 etc
〇 アンコール:矢野顕子
魅せてくれました。 聞き惚れました。 流石でした。
それにしても、歌が上手い、ピアノがうまい、モノマネができる、トークが上手 と、
天は四物を与えたの?
加えて、手振り・しぐさ・間の取り方 などが絶妙で、会場と一体になってしまうのがウマい。
感心する!
分析すると白けますが (笑)、出し物は3パターンかな、と何となく思いました。
① 声自体の模写
② 有名人の「話し方」・「よく使う言葉」の特徴を抽出して真似る
③ 歌詞、メロディーライン、商品 など モノやコト の 個性特徴を抽出して、
それを歌にしてしまう。
③のパターンは、上に書いたプログラムの「作曲法シリーズ」がそのパターンで、
森山良子の持ち歌を替え歌にして、良子、直太朗、ムッシュの 持ち歌そのものの特徴を歌い込んでしまう。
前振りで、『森山ファミリーは、短い言葉の繰り返しを 歌の冒頭に持って来るのが得意です』とセリフで言ってから、
♬「さくら さくら、ざわわざわわ、(ムッシュかまやつ) バンバン ババババ バーン!」♬
と、特徴を歌詞にして 良子たちの歌のメロディーに乗せて 歌う。
ユーミンのマネのときは、怪しい祈祷師風の動きをして、『これから、私に ユーミンが降臨しま~す。』、『この手振りは、降臨の儀式で~す』とか言いながら、声が だんだん ユーミンに変わる。
観客が、” それ! ユーミンの歌が出て来るぞ!” と 期待した刹那に、ユーミンの声になった清水が、『私がここに来たからと言って、歌を歌うとは限らない...。』と、いかにもユーミンが言いそうな 天の邪鬼な言葉を言うから、客席がどっと沸く、といった具合です。
ライブが終わって、一番印象に残っているのは、
「ユーミンが、びっくりするほど本物よりうまかった!」のと、
「小田和正の替え歌が、小田の曲と歌詞の 個性を捕まえていて編曲もすごかった。
清水のアレンジ自体の完成度が高くて、びっくりした。」
です。
表面だけでなく目に見えない核心部分も掴まえて、乗っ取ってしまう才能が凄いと思いました。
トーク&ライブ 2023 ができたら、また観てみたいです。
ではまた。
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